今日から7月。早いもので今年も半分が終わりました。
この時期、あちこちの神社でこの「輪」を見かけますが、ご存じですか?
これは、茅の輪といって、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う夏越しの大祓(おおはらえ)に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。
くぐり方は「水無月(みなつき)の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつつ、左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
昨日、茅の輪の行事を行なった神社も多いようですね。7月に入るとあっという間に撤去されてしまいますので、気になる方はぜひお早めにお参りしてみてくださいね。